㈱グロービス提供のeラーニング「クリティカルシンキング」を受講している話③

仕事の関係で受講している㈱グロービスが提供するeラーニング「クリティカルシンキング」の第一章について。

MBAの基礎が学べるグロービスのeラーニング | Digital GLOBIS

 

序章についてはこちら。

http://tomokomatsuura.hatenadiary.jp/

第一章についてはこちら。

http://tomokomatsuura.hatenadiary.jp/entry/2018/03/06/235345

 

第二章 枠組み

枠組みとは、「イシューに答えるために考慮・判断すべき論点のセット」。

イシューという大きな問いに答えるための、より具体的で小さな問いのセット。

 

良い枠組みの条件とは?

①考え漏れがないという「網羅感」が担保できていること

→偏った判断を避けられることや、他人(会社だと上司が多いはず)から

「この点が考えられていない」という突っ込みをされてもかわせる

→一方で、完全に抜け漏れをなくすことは現実的に困難。網羅「感」が重要。

 

②抽象度を揃える

→例えば「小田急線」「丸の内線」「成城学園前駅」だと、「成城学園前駅」のみ

抽象度が違う。このように抽象度の異なる枠組みにすると、抜け漏れのあるものに

なりやすい。

→一方で、「抽象度をが揃っていれば確実に良い枠組み」というわけでもない。

が、実務的に揃っていない場合を見分けることは必要。

 

③イシューに対して答えが出る

マーケティングの3Cや4Pといった有名な枠組み(フレームワーク)や、以前

活用した枠組みは、安易に転用せず、イシューに沿うか確認が必要。

 

まとめ

・「考えるべき大事なポイントを漏らさない」ことが重要

・枠組みは具体的な問いにする

・「要するに」「例えば」「他にないか?」を繰り返す

・枠組みには知識も必要。同時に知識に頼らず考える癖をつける

 

 

実践あるのみ!!!!

 

㈱グロービス提供のeラーニング「クリティカルシンキング」を受講している話②

仕事の関係で受講している㈱グロービスが提供するeラーニング「クリティカルシンキング」の第一章について。

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序章についてはこちら。

http://tomokomatsuura.hatenadiary.jp/

 

第一章 ここで考えるべきことは? 「イシュー」

序章で書いた通り、クリティカルシンキングの第一歩は「イシューを特定する」こと。

まずは「イシューの定義と重要性」について。

イシューとは「ここで答えるべき問い」である。

特に時間に限りのあるビジネスの場面では、イシューに答えを出すことに集中しているはずだが、価値観や考えの違う人間が複数集まると、そのイシューを外してしまうことも少なくない。それは例えば①問いをそもそも誤解している場合や、②派生する論点を考えているうちにイシューからズレることなど。

つまり、イシューの捉え方次第でアウトプットは大きく異なるということ。

とはいえ、上記②のイシューからズレることにもメリットはあると個人的には思っている。しかしながら、ここで議論すべきことはイシューに対する結論付けなので、

常に「いま、何を考えるべきか」に立ち戻って考える必要がある。

よくあるよね、会議メンバーの中で上位者の発言や単純に声の大きな人の発言に議論が引っ張られてしまうこと。それでイシューは簡単にズレてしまう。

 

と、ここまで書いたが、ビジネスの現場ではイシューは常に1つに定まるものではない。自分の立場だけでなく、他者目線でも考え、組織として考えるべきことは何かを意識して「イシューはこれだ」と判断し、決定することが必要になってくる。そしてメンバーと共有する。

 

㈱グロービス提供のeラーニング「クリティカルシンキング」を受講している話①

実は今、仕事の関係で、㈱グロービスが提供するeラーニング「クリティカルシンキング」を受講している。

自分の都合の良い時間帯に、好きな時間だけ、しかも繰り返し学習することも可能。一方的に動画を視聴するだけでなく、演習が盛り込まれており、自分自身で考えて回答しないと(選択式と記述式)次へ進めない仕組みに。

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リアルな空間で、目の前に講師がいて、同じ志を持つ仲間がいるところの方がもちろん臨場感はあるが、eラーニングにはeラーニングの良さがあると思う。

 

というわけで、自身の学習の定着も兼ねて、学習記録を綴ろうと思う。

 

 

まず、クリティカルシンキングの全体像から。

 

【課題の特定・解決】

→イシューを特定する

→枠組みを考える

→初期仮説をたてる

→仮説を検証し、進化させ、結論付ける

【コミュニケーション】

→相手の関心に合わせて主張と根拠の関係を組み直す

 

うーん、わかったようなわからないような。

 

けど、最後の「相手の関心に合わせて主張と根拠の関係を組み直す」は、前田裕二さんが仰っていた抽象化ゲーム解説の一説に似ている気がする。

前田さんは、人を説得するときに必要なことは①命題(抽象)、②具体的なエピソードがセットだと仰っていて、②については相手に応じて変えるべきであり、たくさんあった方が良いとのこと。

例えば、相手が小学生だったらポケモンでの例え話にすれば伝わりやすい等。

また、「ひとつの事実から考える命題(抽象)は3つある」と考えるようにしているそう。

 

うーん、自分で書いていて似ている部分を上手に言語化できないのがとても悔しいのだけれど、クリティカルシンキングを学び、習得できれば以下のことが可能になりそう!

  • 説得力が増す
  • 成長スピードがあがる
  • 効率的に仕事ができる

 

まずは、序章部分のみ。

次回からは本題に入っていきます!

 

 

自分に何ができるかを考える

人事OLらしく、仕事で参加したセミナーのお話を。

約1ヵ月前の1月10日、株式会社フォワード主催の「成果を出し続けるプロフェッショナル」とは?を聞きに行った。

特別ゲストが元JリーガーでJリーグ選手会アドバイザーの戸川健太氏とのこと。ミーハーな私は、即参加申し込み。(理解のある上司で助かってます)

 

【特別セミナー】Jリーグ選手会アドバイザー・戸川健太氏が語る「成果を出し続けるプロフェッショナル」とは?|セミナー情報|株式会社フォワード-ブランドコンサルティング/インナーブランディング

 

戸川さんは13年間にわたりプロサッカー選手として活躍、現役中にポルトガル語を独学で学び、選手兼ブラジル人通訳を務めるまでに。

日本代表こそ選ばれてはいないものの、選手生命が短いと言われているサッカー界で13年間も活躍されていただけあって、言葉ひとつひとつの重みは本物だった。

 

いつも「自分には何ができるか」を考えていた。

 

約1時間のお話の中で、この言葉は幾度となく発せられ、とても印象的だった。高校生の頃、怪我でサッカーができない状態でも「自分にできること」を必死に続けた。プロに入ってからも「自分がチームに貢献できることは何か?」を考えて行動に移した。戦力外通告をされたとき、自分が望んでいないコーチかJ2リーグへの移籍という2択しかなかった経験から語学学習を決意、それが「自分にできること」のひとつと考えた。(それ以来、ポルトガル語学習は1日たりとも怠ったことはないそう!すごい!)

 

サッカーは監督やコーチがいるが、試合中は「自分で考えて」行動しなければならない。もちろん戦術やテクニック等は学ぶのだろうけど、いざ試合になると頼れるのは自分自身であり、チームメイトのみ。(ハーフタイムも監督と話す機会は少ないらしい)

 

会社員でも同じことが言えると思う。上からの指示通りに動いてるだけでは簡単に戦力外通告をされてしまうだろう。「自分には何ができるか」つまり「自分の価値」を高め、成果に繋げていくことが必要だと感じた。

 

果たして「自分の価値」とは?

時代の流れのはやい今、さらに「自分の価値」が重要になってくると思う。

愛にあふれる前田裕二さんと小田桐あさぎさん

一週間前の1/31(水)、待ちに待った前田裕二さんトークライブに参加したので、レポートを書いてみようと思う。

passmarket.yahoo.co.jp

主催は小田桐あさぎさんとアサギスト。あさぎさんは「自分だけの魅力を開花させる」魅力覚醒ラボという講座を主宰されている方。そしてその講座生がアサギストと呼ばれるそう。

profile.ameba.jp

私はたまたまブログであさぎさんを知り、このトークライブを知り、勢いで申し込み。なんと前から3列目で前田さんとあさぎさんの表情・雰囲気・熱気・愛・色気、すべてを感じ取った気がした。

 

結論から言うと、あさぎさんも前田さんもとっても愛にあふれる方。夫に息子の面倒をお願いしてまでも、行ってよかった。本当に。

前田さんはとことん「自分と向き合う」をやってこられた方で、初めてじっくり自分と向き合ったのは・・・なんと、11歳!!!

 

「時間をかけて、意識的に」

と、仰っていた。

 

なんか、全然自分と次元が違うわ~と思いながらも、前田さんの「人生の勝算」に出会い、この日「自分と向き合い」続けた前田さんを目の当たりにして、背中を押してもらった気がした。

そう、次元が違うとは思いつつも、前田さんと私の間に境界線を作ることなく、「自分にもできそう」と思わせてくれたのだ。

 

それはこのトークライブの構成が素晴らしかったからだと思う。

前田さんのお話だけでなく、実際に自分が考えるワークの時間や、前田さんおすすめの抽象化ゲームを具体的に説明する場面、さらには質問に答えるコーナーを作ってくれたから。

もちろん雲の上の存在ではあるんだけど、自分にも置き換えて取り入れやすいようにあさぎさんが言い換えてくれたり、前田さんも愛を込めて丁寧に具体例を出してくれたり。

おお、それが抽象化ゲームの賜物なのか、と。

抽象化ゲームはあさぎさんのブログを拝借。こちらをご覧ください。

ameblo.jp

 

ひっさしぶりに0時をまわってからの帰宅。時間的にはすごく疲れているはずなのに、テンションMAX!!全然眠くない!!!

きっと前田さんやあさぎさん、加えてトークライブに参加していた皆さんのエネルギーを頂いたからだと思う。私もそんな風に人に影響を与えられるようになりたい。そう確信した夜だった。

 

※前田裕二さんの人生の勝算はこちら

books.rakuten.co.jp

はじめまして

はじめまして、丸の内OLのともこです。

勢いでブログを開設したものの、誰だよ?という感じだと思うので自己紹介させてください。

 

高校生まで地元静岡で過ごし、大学進学とともに上京。

Uターン就職で地元静岡に戻り、どこにでもいる普通の事務OLとして7年。

その頃今の夫と付き合いはじめましたが、夫は東京在住、東京勤務。

「結婚したら東京に行くの?」

「そしたら今の状況だと退職せざるを得ない?」(一般職は転勤を伴う異動はないのです)

「何のとりえもない私が大都市東京で転職できるの?」

と、だいぶ古~い昭和の考えで生きていた私は何か一歩踏み出さなければ!と思っていました。

 

で、チャレンジしたのが、総合職への転換です。

制度上、総合職であれば転勤を伴う異動があります。

加えて、全部署・全職種・全世界が異動先になるため、必然的に幅の広い、選択肢の多い会社員人生が送れます。

ただ、今でこそ女性総合職が増えてきましたが、当時は1000人の社員のうちの20人いるかどうか。(ちなみに200人くらいが女性)総合職転換も毎年1人いるかどうかという狭き門。(総合職転換のチャンスは年1回の試験を受験し合格すること)

「結婚が決まってからのチャレンジでもよいのでは?」

と、だいぶネガティブな気持ちになっていたところ、中途入社の女性の先輩に

「チャレンジするなら早い方が良い」

「もし今年ダメでも失うものは何もない」

「今年ダメで来年もダメでも再来年受けたら呆れられて合格になるでしょ(笑)」

と言われて、ハッとしました。

不合格になったら少なくとも試験を主催している人事部にはバレるし、その他社員にもバレるかもしれない。それは恥ずかしい。

という、「他人目線」しか持っていなかったことに気づきました。

総合職になりたいのは自分であって、他の誰でもありません。

そんな大事なことを忘れていたのです。

 

と、長くなりましたが、先輩のおかげで吹っ切れて試験を受験、筆記試験・面接を一発合格し、無事に総合職への転換が叶いました。

総合職として静岡で1年半勤務したのちに、念願の東京転勤が決まり、結婚後4ヵ月間の別居を乗り越え、晴れて同居・新婚生活がスタートしました。

 

就職してからずっと同じ会社で、一般職→総合職へ転換、結婚、出産、育休、復帰、時短勤務(イマココ)といろんなことを経験させていただいていますが、時代の流れが早い今、のんびりしている場合じゃないなと思い、とりあえずブログを始めてみました。

 

仕事で人材育成をメインに担当しているので、人事関連のセミナーやニュースに関すること、女性の働き方について、などを中心にブログを続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!