㈱グロービス提供のeラーニング「クリティカルシンキング」を受講している話②

仕事の関係で受講している㈱グロービスが提供するeラーニング「クリティカルシンキング」の第一章について。

MBAの基礎が学べるグロービスのeラーニング | Digital GLOBIS

 

序章についてはこちら。

http://tomokomatsuura.hatenadiary.jp/

 

第一章 ここで考えるべきことは? 「イシュー」

序章で書いた通り、クリティカルシンキングの第一歩は「イシューを特定する」こと。

まずは「イシューの定義と重要性」について。

イシューとは「ここで答えるべき問い」である。

特に時間に限りのあるビジネスの場面では、イシューに答えを出すことに集中しているはずだが、価値観や考えの違う人間が複数集まると、そのイシューを外してしまうことも少なくない。それは例えば①問いをそもそも誤解している場合や、②派生する論点を考えているうちにイシューからズレることなど。

つまり、イシューの捉え方次第でアウトプットは大きく異なるということ。

とはいえ、上記②のイシューからズレることにもメリットはあると個人的には思っている。しかしながら、ここで議論すべきことはイシューに対する結論付けなので、

常に「いま、何を考えるべきか」に立ち戻って考える必要がある。

よくあるよね、会議メンバーの中で上位者の発言や単純に声の大きな人の発言に議論が引っ張られてしまうこと。それでイシューは簡単にズレてしまう。

 

と、ここまで書いたが、ビジネスの現場ではイシューは常に1つに定まるものではない。自分の立場だけでなく、他者目線でも考え、組織として考えるべきことは何かを意識して「イシューはこれだ」と判断し、決定することが必要になってくる。そしてメンバーと共有する。